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わたしが妊娠・出産するならば

今日は鍼灸師として不妊治療に携わってきた経験から、もし自分が妊娠・出産するならどうするかを書いていきます。

まずは

  1. 問題なく妊娠することができて出産するとしたら
  2. 妊娠しにくい場合(不妊症)

に分けて考えていきます。

目次

①問題なく妊娠することができて出産するとしたら

問題なく妊娠できるのに何を考えるの?と思われるでしょうが、鍼灸師としてたくさんの患者さんの妊娠・出産・産後の話を耳にしていると妊娠・出産にも体の準備が必要だなと感じます。それは妊娠して鍼灸を卒業した患者さんと、妊娠しても鍼灸を続けた患者さんには何となく違いがある気がします。その違いは赤ちゃんの夜泣きです。

妊娠してすぐに鍼灸を卒業した患者さんと比べて、妊娠しても鍼灸を続けた患者さんの方が

『赤ちゃんが夜もよく眠ってくれるので、私もしかっり眠れています』

と、言ってもらえることが多いです。

出産まで鍼灸を続けると子育てが楽になると勉強会などで聞いたことはありましたが、楽になるのはお母さんの産後の体調が悪くなく体力・体調の面で楽なのだと思っていました。

もちろん、それもあると思います。けれど、まとめて眠れる時間を確保できることは、どんなサプリや食事法よりも体にとっては大きいですね。

鍼灸を続けると子育てが楽になるという言葉にはそんな意味も含まれているのでしょう。これを知りながら鍼灸をせずに出産は考えられません。ぐずる理由を取り除けるのなら、取り除いてあげたいですから。

妊娠期間中の鍼灸はお母さんの体を通して、赤ちゃんの体質にアプローチしているんじゃないかなと思うようになりました。

②妊娠しにくい場合(不妊症)

タイミングを重ねながらも思うように妊娠に至らなかった場合・・・

妊娠を考え始めたらまずは三陰交(三陰交の位置はこちらを参考にしてください)へのお灸を始めます。妊娠しにくい云々ではなく考えたら必ずします。このお灸は妊娠が分かるまでは続けます。それと並行して病院に検査をしに行きます。

  • 卵子が作られているか
  • 卵管の中を卵子がちゃんと通過できるかどうか(検査して通りがよくなる事もあります)

まずこの2つは本当に最低限知りたいです。個人的には卵巣の余力、卵巣年齢(AMH)とも言われますがこれも知っておきたいですね。

他にも様々なホルモン検査や子宮の環境を調べたり色々ありますが、最低限はこの2つです。(情報は多いに越したことはないのですが)

上記2項目を検査しつつ鍼灸施術を受けます。

この場合どこの鍼灸院でもいいわけではなく、体質改善が得意なところが望ましいので事前にホームページなどでリサーチするのが重要ですね。

それと・・・漢方も併用します。病院での治療については、検査の結果次第でどのような病院でお世話になるのかを考えます。

まとめると・・・鍼灸と漢方で体質改善をしながら病院で必要な治療を受けるのが私はいいなと思います。

まとめ

鍼灸師だから鍼灸を推しているのでは?と思われるでしょうが、知っているからこそ何もしなかったら絶対に私は後悔します。

あの時、ちゃんとやっていれば・・・そんな後悔を残したくないので、もし私が妊娠を考え始めたら鍼灸で体を作る期間を設けてから授かれればいいなと思います。

まぁ・・・妊娠はそんな思い通りにはいかないのは、いろんな患者さんを見て分かっているつもりではいるのですがね。

でも、準備できることがあるからこそしっかり体を整えたいです。

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