子宮には筋肉があるの?
そう、赤ちゃんを押し出す臓器なので筋肉がしっかりしているよ~
自分の意志で動かせるわけではないですが、内臓にも筋肉があります。胃痙攣は胃の筋肉が痙攣しておきたり、しゃっくりは横隔膜の痙攣なので横隔膜の筋肉が痙攣します。今日はそんな子宮の筋肉について書いていきます。
子宮の筋肉
子宮は筋肉が3層構造でできています。胃は2層なので、胃よりも筋肉が必要な臓器だと分かりますね。生理痛の原因の1つとして子宮筋の収縮による痛みがありますが、過度な収縮や硬い筋肉が収縮することで痛みがでます。日ごろから子宮筋の血流を良くすることで生理痛を防ぐこともできます。例えば、肩こりは肩の筋肉の血流が悪くて筋肉が硬く凝った状態になりますが、内臓でも筋肉は筋肉。血行が悪ければトラブルが起こりやすくなります。
また、体質で子宮の筋肉が収縮しやすい方がます。普段から子宮も多少の収縮はしていますが、これが他の方より起きやすいこともあります。それが原因で着床しにくかったり、着床しても流産になってしまう可能性があります。
子宮筋の収縮の検査がある病院もありますので気になる方は検査してもいいと思います。
東洋医学でのアプローチ
東洋医学では筋肉といえば『肝』のツボでアプローチします。肝のツボは血流とも関係しているので筋肉の血流を良くする効果も期待できます。肝のツボは元気にするだけではなく、元気があり余り過ぎているものを減らすように施術をすることもあります。これまでに出会った肝のタイプの挙児希望の方だと元気があり余り過ぎていることも多く、ご自身のお体でそれを鎮めるようにできなくてはいけません。
そうすることで筋肉が過剰に収縮しにくくなり、それに伴い頭痛や生理痛なども減ります。イライラもしにくくなります。
体質的な特徴としては生理周期(ホルモンの変動)で頭痛が起きたり生理前にイライラしやすい、出血前から腹痛が出やすいなどの症状をお持ちの方。また寝込むくらいの片頭痛持ちの方が多かったです。
まとめ
移植後に腹痛が出やすい方や、着床してもいつも似たタイミングで出血してしまう方はもしかすると子宮の筋肉が収縮しやすいのかもしれません。気になる方は子宮筋収縮の検査ができる病院や鍼灸や漢方など東洋医学のサポートを試してみてもいいかもしれませんね。